活動一覧

第55回東海伝統工芸展 搬入・研究会



令和6年3月7日から3月10日にかけまして
第55回東海伝統工芸展の搬入・審査・研究会が行われました。

会場の様子をご紹介いたします。


搬入会場となった とうしん美濃陶芸美術館

3月7日 輸送搬入作品を受け付けました。



3月8日 持込搬入が行われました。



陶芸部会の出品作品



染織部会の出品作品

漆芸・木竹工・諸工芸部会の出品作品



人形部会の出品作品


3月10日には、審査員の先生をお招きし
研究会を開催いたしました。


陶芸部会の研究会の様子



陶芸部会の研究会の様子

染織部会の研究会の様子


漆芸・木竹工・諸工芸部会の研究会の様子

人形部会の研究会の様子

出品者の皆様は、時折メモを取りながら熱心に聴き入っておられました。

研究会ののち、会場内では図録の撮影が行われています。


 





第55回東海伝統工芸展

2024年4月23日~4月29日
愛知県美術館 8階ギャラリーG室
入場無料

2024年03月11日

展覧会情報


東海支部の人間国宝 鈴木蔵先生の展覧会のご案内です。

 

卒寿記念 人間国宝 鈴木藏の志野展

会期 2024.3.19–6.2
会場 国立工芸館 (石川県金沢市出羽町3-2)

展覧会について

日本を代表する陶芸家、鈴木藏(1934- )。
荒川豊蔵(1894-1985)に続き二人目の「志野」における重要無形文化財保持者(人間国宝)です。
鈴木藏は岐阜県土岐市に生まれ、多治見市市之倉町の丸幸陶苑(まるこうとうえん)に勤務する父の助手として働く中で、
本格的にやきものづくりの道へと進むことになります。
1966年31歳で独立し、薪窯でしか焼けないとされていた「志野」にガス窯で挑戦し、自然への畏敬の念を重んじ、
伝統を大切にした中から独自の作陶スタイルを確立していきます。
そして、作品を作るなら「新しくて、力強いもの」という姿勢を崩さず今日まで取り組んできました。
本展では、2024年の今年、卒寿を迎えるのを機に、初期から最新作までの作品を一堂に展示します。
古典を大切にしながらも、鈴木藏の美意識を映し出した独自性に富んだ作品を展示することで、鈴木藏の軌跡と“今”をご紹介します。


2024年03月10日

会員の受賞がありました(12/17追記)

令和五年度 第49回静岡県工芸美術展にて
東海支部より会員の受賞がありました。

最優秀会員賞        小枝 真人
中日新聞東海本社賞     勝 冨美江
静岡放送賞         梅澤 幸子

https://shizuoka-kogei.com/

 


(12月17日追記)

第10回 菊池ビエンナーレにて会員の受賞がありました。
https://biennale.musee-tomo.or.jp/https://biennale.musee-tomo.or.jp/

奨励賞  小枝 真人 ”染付深鉢 細魚”


(画像は菊池ビエンナーレHPより引用)


この度はおめでとうございます!

2023年12月12日

令和5年 こどもワークショップのご報告

第70回日本伝統工芸展 名古屋展の付帯事業として

ワークショップを開催いたしました。



令和5年 こどもワークショップ
日時 10月7日(土) 15:00~16:30
会場 古川美術館
参加者 小学生12名
講師 川口清三 
内容 「作ってみよう!鳥型ヤジロベエ」
  
第70回日本伝統工芸展付帯事業のこども鑑賞事業の一環として、

期中に古川美術館会議室に於いてワークショップを行いました。小学生12名を対象に、

いろいろな木を使った「鳥型ヤジロベエ」を作りました。シナベニヤでヤジロベエの母体を作り、

それにいろいろな種類の木をバランスを考えて貼っていくものです。
 小学生の子供にシナベニヤを切ってもらう設備も時間もありませんので、

母体となるシナベニヤは予め用意しました。


そこに、桧・杉・朴・松・神代杉・欅・キハダ等の板を貼っていきます。

板はハサミで切れる薄さにして用意しました。

子供たちは木の色や木目を選んでハサミで思い思いの形に切って木工ボンドで接着します。
 初めはとまどっている子供もいましたが、しばらくするとそれぞれのペースで作業が進んでいきました。

 



バランスを取りながら木を貼っていく作業は子供にとって楽しいことのようで、とても集中していました。

作業の早い・遅いはあるものの、独創的なヤジロベエが出来上がっていきました。

完成したヤジロベエを大事そうに持ち帰る子供の様子が印象的でした。
(川口清三)

 

令和5年 こどもワークショップ (印刷用ファイル)









2023年11月08日

日本伝統工芸展 名古屋展事業報告②(付帯事業)


ひきつづき、日本伝統工芸展名古屋展の

事業報告をさせていただきます。


2023年10月5日夕刻より

表彰式懇親会が行われました。



安藤重幸 東海支部支部長のご挨拶


名倉鳳山幹事長のご挨拶


日本工芸会保持者賞を受賞された
柴田明氏が表彰されました。


受賞者、正会員認定者、初入選の皆様


会期中には毎日列品解説が開催されました。





10月7日には子ども向けワークショップが開催されました。






本年は新しい会場となりましたが

大変多くの方にご来場いただきまして

誠にありがとうございました。

 

日本伝統工芸展は全国を巡回いたします。

第70回 日本伝統工芸展

東京
2023.9.13 (水) ー9.25 (月)
愛知
2023.10.5 (木) ー10.9 (月)
京都
2023.10.11 (水) ー10.15 (日)
大阪
2023.10.18 (水) ー10.23 (月)
石川
2023.10.27 (金) ー11.5 (日)
岡山
2023.11.16 (木) ー12.3 (日)
島根
2023.12.6 (水) ー12.25 (月)
香川
2024.1.2 (火) ー1.21 (日)
宮城
2024.1.24 (水) ー1.29 (月)
福岡
2024.2.7 (水) ー2.12 (月)


2023年10月12日

日本伝統工芸展 名古屋展事業報告(会場風景)

日本伝統工芸展 名古屋展が終了いたしました。

大変多くのお客様にご来場いただきまして

誠にありがとうございました。

 

会期中の会場風景をご紹介いたします。

 

(会場となった古川美術館)




(別館の為三郎記念館)




「伝統のわざ」映像コーナー

事業報告②へつづきます

2023年10月12日

日本伝統工芸展 名古屋展開催中です


第70回 日本伝統工芸展 名古屋展が

現在、名古屋市の古川美術館にて開催中です。





別館の為三郎記念館も使用して

作品が展示されています。





連日多くのお客様にご来場いただいています。


列品解説の様子


本展覧会の会期は三連休までとなっております。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。








第70回日本伝統工芸展 名古屋展


会期
2023年10月5日(木)ー10月9日(月)
会場
古川美術館 及び分館 爲三郎記念館
開場時間
10:00〜17:00入館は16:30まで
休館日
会期中無休
観覧料
一般1000円 高大生500円
主催
愛知県 / 名古屋市教育委員会 / 名古屋市 / NHK名古屋放送局 / 朝日新聞社 / (公社)日本工芸会



【展覧会付帯事業】

■列品解説
5日(木)11:00~名倉鳳山  14:00~土屋順紀
6日(金)11:00~酒井博司  14:00~小嶋香代子
7日(土)11:00~太田公典  14:00~鵜飼敏伸
8日(日)11:00~小枝真人  14:00~川口清三
9日(月)11:00~梅本孝征  14:00~柴田明

■子どものための鑑賞会
子ども向けの工芸鑑賞会を開催します。親子参加もOKです。
10月7日(土)11:00~ 若尾誠
定員15名
申し込みは(052-763-1991)古川美術館まで

■ワークショップ 作ってみよう!鳥型ヤジロベエ
木工家 川口清三先生を講師に木で日本の伝統的なおもちゃ
ヤジロベエを鳥型で作ります。
10月7日(土)15:00~
定員16名
参加費500円
申し込みは(052-763-1991)古川美術館まで



2023年10月07日

日本伝統工芸展名古屋展 搬入風景


10月5日より、第70回日本伝統工芸展 名古屋展がはじまります。







第70回日本伝統工芸展 名古屋展


会期
2023年10月5日(木)ー10月9日(月)
会場
古川美術館 及び分館 爲三郎記念館
開場時間
10:00〜17:00入館は16:30まで
休館日
会期中無休
観覧料
一般1000円 高大生500円
主催
愛知県 / 名古屋市教育委員会 / 名古屋市 / NHK名古屋放送局 / 朝日新聞社 / (公社)日本工芸会



昨日、10月3日には会場となる古川美術館にて

会員による搬入作業が行われました。















古川美術館展示室にて。









 





古川美術館分館 為三郎記念館にて。




 

また、会期中には解説やワークショップなどを開催いたします。



【展覧会付帯事業】

■列品解説
5日(木)11:00~名倉鳳山  14:00~土屋順紀
6日(金)11:00~酒井博司  14:00~小嶋香代子
7日(土)11:00~太田公典  14:00~鵜飼敏伸
8日(日)11:00~小枝真人  14:00~川口清三
9日(月)11:00~梅本孝征  14:00~柴田明

■子どものための鑑賞会
子ども向けの工芸鑑賞会を開催します。親子参加もOKです。
10月7日(土)11:00~ 若尾誠
定員15名
申し込みは(052-763-1991)古川美術館まで

■ワークショップ 作ってみよう!鳥型ヤジロベエ
木工家 川口清三先生を講師に木で日本の伝統的なおもちゃ
ヤジロベエを鳥型で作ります。
10月7日(土)15:00~
定員16名
参加費500円
申し込みは(052-763-1991)古川美術館まで



皆様のご来場を心よりお待ちしております。


2023年10月04日

第70回日本伝統工芸展 名古屋展

第70回 日本伝統工芸展 名古屋展がまもなくはじまります。

 


第70回日本伝統工芸展 名古屋展


会期
2023年10月5日(木)ー10月9日(月)
会場
古川美術館 及び分館 爲三郎記念館
開場時間
10:00〜17:00入館は16:30まで
休館日
会期中無休
観覧料
一般1000円 高大生500円
主催
愛知県 / 名古屋市教育委員会 / 名古屋市 / NHK名古屋放送局 / 朝日新聞社 / (公社)日本工芸会

 

【展覧会付帯事業】

■列品解説
5日(木)11:00~名倉鳳山  14:00~土屋順紀
6日(金)11:00~酒井博司  14:00~小嶋香代子
7日(土)11:00~太田公典  14:00~鵜飼敏伸
8日(日)11:00~小枝真人  14:00~川口清三
9日(月)11:00~梅本孝征  14:00~柴田明

■子どものための鑑賞会
子ども向けの工芸鑑賞会を開催します。親子参加もOKです。
10月7日(土)11:00~ 若尾誠
定員15名
申し込みは(052-763-1991)古川美術館まで

■ワークショップ 作ってみよう!鳥型ヤジロベエ
木工家 川口清三先生を講師に木で日本の伝統的なおもちゃ
ヤジロベエを鳥型で作ります。
10月7日(土)15:00~
定員16名
参加費500円
申し込みは(052-763-1991)古川美術館まで


2023年09月27日

第70回 日本伝統工芸展が始まりました


第70回 日本伝統工芸展 東京展がはじまりました。
東京会場の様子が届きましたのでご紹介いたします。








第70回 日本伝統工芸展
THE 70th JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION

日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、
公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する日本工芸の技と美が集結する公募展。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸
7部門の一般公募作品1,112点より厳正な鑑査を経て選ばれた入選作と
重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)の
最新作を含む557点を一堂に展覧いたします。

2023年9月13日(水)〜9月25日(月)
午前10時〜午後7時[最終日午後5時終了]
日本橋三越本店 本館7階 催物会場
[入場無料]



■ギャラリートーク■
■各日 午後0時30分~
※9月16日(土)のみ午前11時30分〜
■日本橋三越本店 本館7階 催物会場
※所要時間は各回約30~45分を予定しております。
※椅子のご用意はございません。
※諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。

■列品解説■

9月13日(水):【陶芸】鈴田 由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館長)

9月15日(金):【染織】今井陽子(国立工芸館主任研究員)

9月18日(月・祝):【漆芸】小森邦衞(漆芸作家・重要無形文化財「髹漆」保持者)

9月19日(火):【金工】樋田豊郎(美術史家)

9月20日(水):【木竹工】島崎慶子(菊池寛実記念 智美術館主任学芸員)

9月21日(木):【人形】坪井則子(佐野美術館長)

9月22日(金):【諸工芸】名倉鳳山(硯作家)

※敬称略



また、名古屋展は2023年10月5日(木)から10月9日(月)まで
古川美術館にて開催いたします。(有料催事)


2023年09月13日

第70回 日本伝統工芸展 東京展

明日より、第70回日本伝統工芸展が始まります。

 


 

第70回 日本伝統工芸展
THE 70th JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION

日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、
公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する日本工芸の技と美が集結する公募展。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸
7部門の一般公募作品1,112点より厳正な鑑査を経て選ばれた入選作と
重要無形文化財保持者(いわゆる人間国宝)の
最新作を含む557点を一堂に展覧いたします。

2023年9月13日(水)〜9月25日(月)
午前10時〜午後7時[最終日午後5時終了]
日本橋三越本店 本館7階 催物会場
[入場無料]



■ギャラリートーク■
■各日 午後0時30分~
※9月16日(土)のみ午前11時30分〜
■日本橋三越本店 本館7階 催物会場
※所要時間は各回約30~45分を予定しております。
※椅子のご用意はございません。
※諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。

■列品解説■

9月13日(水):【陶芸】鈴田 由紀夫(佐賀県立九州陶磁文化館長)

9月15日(金):【染織】今井陽子(国立工芸館主任研究員)

9月18日(月・祝):【漆芸】小森邦衞(漆芸作家・重要無形文化財「髹漆」保持者)

9月19日(火):【金工】樋田豊郎(美術史家)

9月20日(水):【木竹工】島崎慶子(菊池寛実記念 智美術館主任学芸員)

9月21日(木):【人形】坪井則子(佐野美術館長)

9月22日(金):【諸工芸】名倉鳳山(硯作家)

※敬称略



また、名古屋展は2023年10月5日(木)から10月9日(月)まで
古川美術館にて開催いたします。(有料催事)


2023年09月12日

第70回日本伝統工芸展 入選者・入賞者発表

第70回日本伝統工芸展の入賞者・入選者の発表がありました。

 

■第70回日本伝統工芸展 受賞作品一覧

■第70回日本伝統工芸展 入選作品一覧

 


また、東海支部からは柴田明先生(愛知県・瀬戸市)が

日本工芸会保持者賞を受賞されました。


(日本工芸会HPより)

 

第70回日本伝統工芸展は9月13日より東京展を日本橋三越で開催し、
名古屋展は10月5日から、古川美術館で開催いたします。
ぜひご高覧ください。


第70回 日本伝統工芸展

東京
2023.9.13 (水) ー9.25 (月)
愛知
2023.10.5 (木) ー10.9 (月)
京都
2023.10.11 (水) ー10.15 (日)
大阪
2023.10.18 (水) ー10.23 (月)
石川
2023.10.27 (金) ー11.5 (日)
岡山
2023.11.16 (木) ー12.3 (日)
島根
2023.12.6 (水) ー12.25 (月)
香川
2024.1.2 (火) ー1.21 (日)
宮城
2024.1.24 (水) ー1.29 (月)
福岡
2024.2.7 (水) ー2.12 (月)

 

2023年08月23日

展覧会情報


20年以上にわたり、日本工芸会東海支部の幹事長を務められ

昨年ご逝去されました 五代 加藤作助氏の回顧展が瀬戸市にて開催中です。


「五代 加藤作助回顧展」
会期:令和5年7月29日(土) ~ 令和5年8月27日(日)
会場:瀬戸信用金庫アートギャラリー
開館時間:10:00-16:00
休館日:月曜日、火曜日
入館料:無料


 




この企画展では、代々、伝統を引き継いできた織部・黄瀬戸の作品とともに
作助が独自の世界観を表現した灰釉象嵌の作品を展示します。
作品を通して五代作助の歩んできた生き様をご覧ください。
(チラシより引用)



2023年08月03日

「伝統工芸と暮らしの彩り」展が終了しました


名古屋栄三越 七階美術画廊にて開催しておりました

「伝統工芸と暮しの彩り」展が終了いたしました。

 


最終日には表彰式が行われました。

 

 

名古屋栄三越賞を受賞した豊田亜也女さん

 


東海テレビ賞を受賞した小林哲也さん

 


展覧会の会期中にはたくさんのご来場を賜りまして

誠にありがとうございました。

 

 

2023年05月31日

「伝統工芸と暮らしの彩り」展が始まります。


本日より、名古屋三越栄 七階美術画廊におきまして
日本工芸会東海支部の作家による展覧会が始まります。

「伝統工芸と暮らしの彩り」
2023年5月24日(水)~5月30日(火)
午前10時ー午後8時(最終日午後4時閉場)
名古屋栄三越 7階美術画廊

 

昨日は作家の手により搬入が行われました。





会場の風景をご紹介させていただきます。


陶芸部会の作家の作品


染織部会の作家の作品


木竹工、漆芸の作品


人形部会、諸工芸部会の作品




今回の展覧会では、小画廊で若手作家の作品を展示しています。
若手作家のコーナーでは審査員による審査が行われました。

審査員の先生方による審査風景




東海テレビ賞を受賞した小林哲也さんの作品


名古屋栄三越賞を受賞した豊田亜也女さんの作品





暮らしに色どりをそえる伝統工芸の魅力を発信し続ける東海支部から選抜された
新人・中堅作家38名が、各分野の技を踏まえながら今伝えたい美を追求した作品を発表いたします。
ぜひご高覧いただきますようご案内申し上げます。
売上金の一部を東海テレビ文化事業部に寄付するとともに東海支部作家に創作活動の一助とします。





このような形で工芸会所属作家の日常使いの作品が並ぶのは初めての機会です。。



 



出品作家及び在廊日
賛助出品 鈴木蔵 名倉鳳山

5月24日 若尾誠 伊藤紗綾 矢作薫 竹内孝一郎 豊田亜也女 川口清三
5月25日 清水潤 加藤玲 伊藤進矢 加藤圭史 古田一
5月26日 林恭助 遠山尚子 加藤裕 酒井紫羊 若林雅子
5月27日 鈴木健 馬淵弘幸 神谷あかね 梅本孝征 木村元
5月28日 佐藤文子 安藤源一郎 阪上展子 酒井博司 水谷陽子 池田貴普
5月29日 伊藤公洋 鵜飼敏伸 左口学 清水潮 小林哲也
5月30日 前田正剛 宮下陽 小形こず恵 谷本雅一



2023年05月24日

「伝統工芸と暮らしの彩り」展


日本工芸会東海支部の作家による展覧会がまもなく始まります。

 

「伝統工芸と暮らしの彩り」

2023年5月24日(水)~5月30日(火)

午前10時ー午後8時(最終日午後4時閉場)

名古屋栄三越 7階美術画廊

出品作家及び在廊日
賛助出品 鈴木蔵 名倉鳳山

5月24日 若尾誠 伊藤紗綾 矢作薫 竹内孝一郎 豊田亜也女 川口清三
5月25日 清水潤 加藤玲 伊藤進矢 加藤圭史 古田一
5月26日 林恭助 遠山尚子 加藤裕 酒井紫羊 若林雅子
5月27日 鈴木健 馬淵弘幸 神谷あかね 梅本孝征 木村元
5月28日 佐藤文子 安藤源一郎 阪上展子 酒井博司 水谷陽子 池田貴普
5月29日 伊藤公洋 鵜飼敏伸 左口学 清水潮 小林哲也
5月30日 前田正剛 宮下陽 小形こず恵 谷本雅一

 


暮らしに色どりをそえる伝統工芸の魅力を発信し続ける
東海支部から選抜された新人・中堅作家38名が、各分野の技を踏まえながら
今伝えたい美を追求した作品を発表いたします。ぜひご高覧いただきますよう
ご案内申し上げます。

また、本展覧会の売上金の一部を東海テレビ福祉文化事業団へ寄付いたします。


皆様のご来場を心よりお待ちしております。


2023年05月22日

未来へつなぐ陶芸ー記念講演会


現在愛知県陶芸美術館におきまして

特別展 日本工芸会陶芸部会50周年記念展

「未来へつなぐ陶芸ー伝統工芸のチカラ」展を開催しております。

 


5月14日には、記念講演会を開催いたしました。

 


東海工芸の伝統を語るー作り手の視点から


2023年5月14日 午後1時30分より

講師:梅本孝征 鈴木徹 (本展出品作家)

聞き手:伊藤嘉章(愛知県陶磁美術館総長)

愛知県陶磁美術館 地下一階講堂

伊藤嘉章 愛知県陶磁美術館総長


陶芸作家 梅本孝征氏




陶芸作家 鈴木徹氏


お二人の先生方の作品の変化や

作品制作に対する考え方などをお話しいただきました。


特別展

未来へつなぐ陶芸ー伝統工芸のチカラは

6月18日(日)までの開催です。




2023年05月15日

東海伝統工芸展が終わりました

令和5年4月30日を持ちまして

第54回 東海伝統工芸展が終了いたしました。

 

会場の様子をご紹介させていただきます。


入口入ってすぐ、陶芸部会の展示がありました。




奥のスペースには染織部会の展示




金工・諸工芸部会の展示




木竹工、漆芸部会の展示




人形部会の展示




第54回東海伝統工芸展の日本工芸会賞を受賞した

小枝真人さんの作品

「染付深鉢 細魚」 小枝真人

本年は例年にも増して多くのご来場者様にお越しいただきました。
ご多用の中、お越しいただきましてありがとうございました。


2023年05月01日

第54回東海伝統工芸展 表彰式懇親会


第54回東海伝統工芸展が開催中です。

 

第54回東海伝統工芸展
2023年4月23日(火)~4月30日(日)
(最終日は午後四時まで)
入場無料
愛知県美術館 ギャラリー8階G室



会場初日の様子


4月25日(火) 午後5時より

名古屋栄三越 東洋軒におきまして

表彰式懇親会が開催されました。


まずはじめに、
公益社団法人 日本工芸会 東海支部支部長
安藤重幸様よりご挨拶をいただきました。


次に、第54回東海伝統工芸展 審査委員長を務められた
岐阜県美術館 副館長兼学芸部長 正村美里先生より
審査総評をお話いただきました。


次に表彰式にうつり、日本工芸会賞を受賞した
小枝真人さんに賞状が授与されました。

受賞者を代表して、小枝真人さんより謝辞が述べられました。

小枝さんのお話からは、大学の学生に指導している際、
学生の初めて作った作品から、初心を思い出すような刺激を受けた
というお話が特に印象的でした。



第54回東海伝統工芸展は

30日(日)まで愛知県美術館にて開催しております。



2023年04月27日

第54回東海伝統工芸展 搬入


本日は第54回東海伝統工芸展の作品搬入が行われました。

 


会場となる愛知県美術館


展示会場にて打ち合せ



陶芸部会の様子


染織部会の様子



陶芸部会の様子


木竹工、漆芸部会の様子




入選作品は無事、会場内に作品が並びました。




第54回東海伝統工芸展

2023年4月23日(火)~4月30日(日)

(最終日は午後四時まで)

入場無料

愛知県美術館 ギャラリー8階G室



ぜひご高覧いただけますと幸いです。



2023年04月24日

第54回東海伝統工芸展

本年も東海伝統工芸展を開催いたします。




第54回東海伝統工芸展

会期:2023年4月25日(火)~4月30日(日)

会場:愛知県美術館 ギャラリー8階G室

入場無料

 

会員一同心よりお待ち申し上げます。

お近くにお越しの際は、ぜひご高覧ください。

 


2023年04月24日

ご逝去のお知らせ

訃報


陶芸作家、日本工芸会 正会員、重要無形文化財「瀬戸黒」保持者の
加藤孝造 様が、2023年4月17日にご逝去されました
ここに謹んで哀悼の意を表します

 

2023年04月21日

未来へつなぐ陶芸 伝統工芸のチカラ展

本日より、愛知県陶磁美術館におきまして

日本工芸会陶芸部会による展覧会が始まりました。



未来へつなぐ陶芸ー伝統工芸のチカラ

2023年4月15日(土) - 6月18日(日)
特別展/日本工芸会陶芸部会50周年記念展

会場:愛知県陶磁美術館

伝統陶芸を支えてきた日本工芸会陶芸部会の活動を振り返りつつ、

さらにはこれからの伝統陶芸の歩みを考える機会とし、

歴代の人間国宝(陶芸、個人)の代表作から新進作家の最新作までを紹介します。



本日は会場におきまして、開会式がおこなわれました。




(伊藤嘉章 愛知県陶磁美術館総長の挨拶)


(展示室の様子)


(展示室の様子)


また、午後からは唐澤昌宏 日本工芸館館長による
記念講演会が行われました。



(唐澤昌宏 日本工芸館館長)




本展覧会では、今後もさまざまなイベントを開催いたします。
こちらも併せてご参加ください。

 

■展覧会関連イベント■

記念講演会②「東海陶芸の伝統を語る〜つくり手の視点から〜」
講師:梅本孝征氏、鈴木徹氏(いずれも本展出品作家)
聞き手:伊藤嘉章(愛知県陶磁美術館総長)
日時:5月14日(日)午後1時30分から(1時間程度)
会場:本館地下1階講堂
定員:100名(事前申込不要、当日先着順、聴講無料)


レクチャー&実演イベント「技をみる〜染付の世界〜」
日時:4月29日(土・祝)午後1時30分から3時30分まで
講師:小枝真人氏(本展出品作家)
会場:本館1階 展示説明室
定員:50名(事前申込不要、参加費無料)


連続講座「もっと知りたい!伝統工芸」
会場:本館地下1階 講堂
時間:各回 午後1時30分から1時間程度
定員:100名(事前申込不要、当日先着順、参加費無料)


①「中国陶磁と伝統工芸」
日時:2023年4月30日(日)
担当:田畑潤(当館学芸員)

②「日本中世陶磁と伝統工芸」
日時:2023年5月7日(日)
担当:小川裕紀(当館主任学芸員)

③「日本近世陶磁と伝統工芸
日時:2023年6月3日(土)
担当:佐久間真子(当館学芸員)

④「現代陶芸のなかでの伝統工芸」
日時:2023年6月10日(土)
担当:入澤聖明(当館学芸員)

学芸員のギャラリーツアー「伝統工芸のここがすごい!」
日時:2023年4月22日(土)、5月5日(金・祝)、5月27日(土)、6月18日(日)
時間:午後1時30分から1時間程度
会場:本館 第1・第2・第7展示室
定員:定員:50名
参加料:無料(ただし、本展観覧券が必要です。)
※参加受付は、本館1階第1展示室前で行います。

2023年04月15日

伝統工芸のチカラ展の開催


日本工芸会陶芸部会50周年を記念した 展覧会を開催いたします。

 

特別展/日本工芸会陶芸部会50周年記念展
未来へつなぐ陶芸
―伝統工芸のチカラ―
Ceramics of the Past and of the Future:
The Timelessness of Traditional Japanese Craft Arts
2023年4月15日(土)から6月18日(日)まで
愛知県陶磁美術館 展示室
毎週月曜日休館(ただし5月1日(月)は開館)


展覧会のみどころ

◆歴代の人間国宝の名品をはじめ、全国各地の優れた伝統陶芸が一堂に会する展覧会です。
◆本展監修者の唐澤昌宏氏(国立工芸館館長)による講演会を開催します。
◆瀬戸を代表する絵付技法「染付(そめつけ)」が見られる実演イベントもあります!


■展覧会関連イベント■

記念講演会①「日本の伝統陶芸の歴史的展開と未来への展望」
講師:唐澤昌宏氏(国立工芸館館長/本展監修者)
日時:4月15日(土)午後1時30分から午後3時まで
会場:本館地下1階講堂
定員:100名(事前申込不要、当日先着順、聴講無料

記念講演会②「東海陶芸の伝統を語る〜つくり手の視点から〜」
講師:梅本孝征氏、鈴木徹氏(いずれも本展出品作家)
聞き手:伊藤嘉章(愛知県陶磁美術館総長)
日時:5月14日(日)午後1時30分から(1時間程度)
会場:本館地下1階講堂
定員:100名(事前申込不要、当日先着順、聴講無料)

レクチャー&実演イベント「技をみる〜染付の世界〜」
日時:4月29日(土・祝)午後1時30分から3時30分まで
講師:小枝真人氏(本展出品作家)
会場:本館1階 展示説明室
定員:50名(事前申込不要、参加費無料)

連続講座「もっと知りたい!伝統工芸」
会場:本館地下1階 講堂
時間:各回 午後1時30分から1時間程度
定員:100名(事前申込不要、当日先着順、参加費無料)



①「中国陶磁と伝統工芸」
日時:2023年4月30日(日)
担当:田畑潤(当館学芸員)

②「日本中世陶磁と伝統工芸」
日時:2023年5月7日(日)
担当:小川裕紀(当館主任学芸員)

③「日本近世陶磁と伝統工芸」
日時:2023年6月3日(土)
担当:佐久間真子(当館学芸員)

④「現代陶芸のなかでの伝統工芸」
日時:2023年6月10日(土)
担当:入澤聖明(当館学芸員)

学芸員のギャラリーツアー「伝統工芸のここがすごい!」
日時:2023年4月22日(土)、5月5日(金・祝)、5月27日(土)、6月18日(日)
時間:午後1時30分から1時間程度
会場:本館 第1・第2・第7展示室
定員:定員:50名
参加料:無料(ただし、本展観覧券が必要です。)
※参加受付は、本館1階第1展示室前で行います。


展示構成および参加作家

第Ⅰ章 「伝統工芸(陶芸)の確立」

日本工芸会の初期の活動を支え、その存在を知らしめるきっかけとなった陶芸家の優品を展示し、
伝統陶芸の神髄を紹介します。
(出品作家/金重陶陽、加守田章二、藤本能道、松井康成、三輪休和ほか)

第Ⅱ章 「 伝統工芸(陶芸)のわざと美」

多彩な展開をみせてきた伝統陶芸の技と美の広がりを紹介します。
(出品作家/井上萬二、十三代今泉今右衛門、中島宏、𠮷田美統ほか)


第Ⅲ章 「未来へつなぐ伝統工芸(陶芸)」

伝統的な技術・技法を駆使しつつ現代という時代を意識して作品をつくり上げている 陶芸家の作品を紹介します。
(出品作家/井戸川豊、十四代今泉今右衛門、鈴木徹、前田昭博ほか)


(章ごと50音順、敬称略)

2023年03月31日

第54回東海伝統工芸展 搬入・研究会報告


令和五年度 第54回東海伝統工芸展の

搬入、審査、研究会がおこなわれました。

 

会場は今年も東農信用金庫様のご協力で

会場をお借りいたしました。

 

3月9日、まずは郵送搬入の作品が運び込まれました。

 


3月10日、持込搬入が行われました。

 





黄色い付箋には受付番号が記載されています。


会場内にはたくさんの出品作品が並びました。

そして3月11日、厳正な審査の元、

入選作品、受賞作品が選定されました。

 

3月12日 午前10時より、

会場内にて審査員による研究会が開催されました。

 

 


今回審査をされた審査員の先生方から

作家が直接講評をいただく貴重な機会となっています。


陶芸部会の様子。




作品の裏側に至るまで、細やかな講評をいただきました。

 

染織部会の様子。




人形部会の様子

 




木竹工・漆芸部会の様子



金工・諸工芸部会の様子

 

 

時にはメモを取り、真剣に聞き入る参加者の方が印象的でした。
今回会場をお借りした東農信用金庫様、
審査をご担当いただきました審査員の先生方、
この度は誠にありがとうございました。


 


第54回 東海伝統工芸展

令和5年4月25日(火)~30日(日)
愛知県美術館 県民ギャラリー8階G室

入場無料



2023年03月13日

会員の受賞がありました

東海支部に所属しております

鯉江 廣氏(愛知県・正会員)の「あけぼの彩扁壷 」が

第51回伝統工芸陶芸部会展 におきまして

日本工芸会奨励賞を授賞されました。

 

第51回伝統工芸陶芸部会展 受賞作品一覧

 

第51回伝統工芸陶芸部会展

東京
4.26(水)ー5.1(月)
会場
日本橋三越本店 
観覧料無料

【陶芸特別講座】
4月26日(水) 福島善三
4月29日(土・祝) 井戸川豊
各日午後2時~ 会場内にて
主催
公益社団法人日本工芸会
後援等
朝日新聞社、MOA美術館

 

鯉江廣先生、おめでとうございます!

2023年03月01日

岐阜県重要無形文化財保持者認定につきまして

東海支部に所属しております

七代加藤幸兵衛氏が 岐阜県重要無形文化財保持者に認定されました。

(朝日新聞デジタルより引用)



加藤さんは、人間国宝の故・加藤卓男さん(1917~2005)の長男。

三彩の国の重要無形文化財保持者となった父の助手として、

8年に及ぶ正倉院三彩の復元に携わり、三彩に精通。

人材育成や若手陶芸家の指導を積極的に行い、制作技法の伝承に貢献した。

(朝日新聞デジタルより)


加藤幸兵衛先生、おめでとうございました!



2023年03月01日

東海伝統工芸の今展がはじまります


明日より、東海伝統工芸の今展が始まります。

 

第53回「東海伝統工芸展」の入選作品と
陶芸部会の全作品を展示する展覧会「東海伝統工芸の今」を開催いたします。

会期:2023年️1/17㈫~22㈰ 9:30-16:30
会場:愛知県陶磁美術館 本館1Fギャラリー
※入場無料

1/21㈯、1/22㈰には陶磁美術館学芸員の先生と

出品作家によるギャラリートークを開催します。





本日は出品者による作品搬入が行われました。

 

 

 

 



皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

 


2023年01月16日

ワークショップのご報告。


先日、日本工芸会東海支部の木竹工部会会員による

ワークショップを開催いたしましたのでご報告いたします。



 

こどもワークショップ「いろいろな木で鳥のやじろべえを作ろう

日時 令和4年11月9日(水)
参加者 小学6年生 44名
講師 川口清三 馬淵弘幸
 


第69回日本伝統工芸展付帯事業のこども鑑賞事業の一環として、

小学校でワークショップを行いました。6年生44名を対象に、

いろいろな木を使った「鳥のヤジロベー」を作りました。

 

シナベニヤでヤジロベーの母体を作り、それに

いろいろな種類の木をバランスを考えて貼っていくものです。

 


午後の5限・6限の90分間で行いましたので、

子供にシナベニヤを切ってもらう時間は無く、

予め母体となるシナベニヤを用意しました。

そこに、桧・杉・朴・松・神代杉・欅・キハダ等の板を貼っていきます。

板はハサミで切れる薄さにして用意しました。

子供たちは木の色や木目を選んでハサミで思い思いの形に切って木工ボンドで接着します。

 


初めはとまどっている子供もいましたが、しばらくするとそれぞれのペースで作業が進んでいきました。

バランスを取りながら木を貼っていく作業は子供にとって楽しいことのようで、

全員がとても集中していました。

 

子供によってこだわるところが違っていて、作業の早い・遅いはあるものの、

独創的な行燈が出来上がっていき、子供の発想の豊かさにとても驚かされました。
(川口清三)

 


[生徒作品]






2022年12月01日

会員の受賞がありました。

会員の受賞がありましたのでご報告させていただきます。


第10回 陶美展におきまして

酒井 博司氏の 藍色志野壷が髙島屋賞を受賞されました。

 



(以下 日本陶芸美術協会HPより抜粋)

11月7日(月)谷中田美術にて審査員5名による審査会が開かれ、
入選と入賞が決まりました。詳細は以下の通りです。
▶︎第10回陶美展入選者入賞者名簿.pdf

https://drive.google.com/file/d/16N7x8plzFCpL8Gxci0td8OH-_QcM9lBY/view?usp=share_link


「第10回陶美展」は2023年1月25日(水)〜1月30日(月)

、日本橋髙島屋S.C.本館6階美術画廊にて開催されます。

 

 

 

 

酒井先生、おめでとうございました!

 

2022年11月25日

第69回日本伝統工芸展名古屋展 終了しました

名古屋三越星が丘店 七階催事場にて開催しておりました

第69回日本伝統工芸展 名古屋展が無事終了いたしました。


今年は会場が変更となりましたが

大変多くのお客様にご来場いただきました。

誠にありがとうございました。






会場内の様子をご紹介させていただきます。


入口右手側には文化財保存事業「わざを伝える」の紹介コーナー





陶芸部会の展示風景



染織部会の展示風景





中央には東海支部から受賞された

松山好成先生の作品が展示されていました。


漆芸部会の展示風景



木竹工部会の展示風景



金工部会の展示風景



人形部会の展示風景



諸工芸部会の展示風景



会場入り口では図録や関連書籍の販売を行っておりました。

本年も、盛況のまま無事に会期を終了することができました。
これもひとえに皆様のお力添えのおかげと深く感謝申し上げます。



 

今後の開催スケジュール

■京都
10.12(水)ー10.14(金)
会場 京都産業会館ホール
観覧料 有料


■北海道
10.18(火)ー10.23(日)
会場 札幌三越
観覧料 無料


■石川
10.28(金)ー11.6(日)
会場 石川県立美術館
観覧料 有料


■岡山
11.17(木)ー12.4(日)
会場 岡山県立美術館
観覧料 有料


■島根
12.7(水)ー12.25(日)
会場 島根県立美術館
観覧料 有料


■香川
1.2(月)ー1.16(月)
会場 香川県立ミュージアム
観覧料 有料


■宮城
1.20(金)ー1.25(水)
会場 仙台三越
観覧料 無料


■福岡
2.1(水)ー2.6(月)
会場 福岡三越
観覧料 無料

■広島
2.15(水)ー3.5(日)
会場 広島県立美術館
観覧料 有料


■大阪
3.9(木)ー3.14(火)
会場 大阪髙島屋
観覧料 有料



2022年10月08日

日本伝統工芸展名古屋展はじまります


本日より、日本伝統工芸展名古屋展がはじまります。

 

 

 



第69回 日本伝統工芸展名古屋展

9月28日(水)~10月2日(日) 最終日午後5時まで

星ヶ丘三越 8階 催物会場

※入場無料

今年は名古屋三越栄店ではなく、星が丘店の開催です。
ご来場の際はお気を付けください。


 

2022年9月27日午後一時より

名古屋三越 星が丘店八階催し物会場にて

受賞者と初入選者に対して名倉幹事長より

表彰が行われました。

 

日本工芸会会長賞を受賞された松山好成先生。

 

名倉幹事長より表彰状と記念品が手渡されました。

おめでとうございます!!!

 

初入選の加藤亮太郎さん(岐阜県)

 

初入選の土平栄一さん(愛知県)

 

初入選の林友加さん(岐阜県)

 

今回、展覧会会場をご提供いただきました

星が丘三越 店長様より祝辞を賜りました。

 

 

 

表彰式の後、作品陳列作業が行われました。

作品を検品し、出品の会員と運送スタッフの手により

作品が並べられていきます。

 


作品キャプションの確認

 

陶芸部会の陳列の様子

 

金工部会の様子

 

染織部会の陳列の様子

 

木竹工部会の陳列の様子

 

背の高い作品は転倒防止のためワイヤーで固定していきます。

 

漆芸部会の陳列の様子

人形部会の陳列の様子

 


 

 

本展では、付帯事業も併せてお楽しみいただけます。
■名古屋展列品解説■

10月1日(土)午後2時から 鈴木徹(陶芸)、川口清三(木竹工)

10月2日(日)午後2時から 松山好成(染織・日本工芸会 会長賞受賞)、名倉鳳山(諸工芸)


みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げます。

 

 

 

2022年09月28日

日本伝統工芸展 東京展レポート



日本橋三越本店では、現在第69回日本伝統工芸展が開催中です。


第69回 日本伝統工芸展
THE 69th JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION
2022年9月14日(水)〜9月26日(月)
午前10時〜午後7時[最終日午後5時終了]
日本橋三越本店 本館7階 催物会場
[入場無料]

東京展の様子をご紹介させていただきます。

 


エレベーター前の看板



会場の中央には陶芸部会の作品が並んでいます。


陶芸部会の茶碗の展示風景


染織部会の展示風景


漆芸部会の展示風景


木竹工部会の展示風景


人形部会の展示風景



金工部会の展示風景



諸工芸部会の展示風景



東海支部からは松山好成先生が受賞されました。




日本伝統工芸展 東京会場は9月26日(月)までの開催です。

その後、名古屋会場へと巡回します。

 

 


 

第69回日本伝統工芸展 名古屋展
9月28日(水)~10月2日(日) 最終日午後5時まで

星ヶ丘三越 8階 催物会場

※入場無料

■名古屋展列品解説
10月1日(土)午後2時から 鈴木徹(陶芸)、名倉鳳山(諸工芸)
10月2日(日)午後2時から 川口清三(木竹工)、松山好成(染色・日本工芸会 会長賞受賞)

 


 

本年の名古屋展の会場は栄三越ではなく、星が丘三越での開催となっております。
名古屋展の会場もぜひご高覧ください。


2022年09月22日

第69回 日本伝統工芸展がはじまりました

第69回日本伝統工芸展 東京会場が始まりました

 


日本の優れた伝統工芸の保護と育成を目的に、
公益社団法人 日本工芸会が毎年開催する日本工芸の技と美が集結する公募展。
陶芸、染織、漆芸、金工、木竹工、人形、諸工芸7部門の一般公募作品1,158点より
厳正な鑑審査を経て選ばれた入選作491点と
重要無形文化財保持者(人間国宝)の最新作を含む558点を一堂に展覧いたします。



第69回 日本伝統工芸展
THE 69th JAPAN TRADITIONAL Kōgei EXHIBITION
2022年9月14日(水)〜9月26日(月)
午前10時〜午後7時[最終日午後5時終了]
日本橋三越本店 本館7階 催物会場
[入場無料]


会場内の様子を少しだけご紹介いたします。

 


東海支部から受賞された松山先生の作品も。

 


日本工芸会会長賞

染織=
唐組帯締「潮騒」
(からくみおびじめ「しおさい」)

松山好成

列品解説の様子

 

本展覧会では付帯事業も開催いたします。

 

 

ギャラリートーク

■各日 午後0時30分~
■日本橋三越本店 本館7階 催物会場

※所要時間は各回約30~45分を予定しております。
※椅子のご用意はございません。
※諸般の事情により予告なく変更・中止させていただく場合がございます。予めご了承ください。

受賞作家による作品解説

9月17日(土):

【木竹工】河野祥篁(日本工芸会総裁賞)

【漆芸】田中義光(高松宮記念賞)

【陶芸】隠﨑隆一(文部科学大臣賞)

9月18日(日):

【諸工芸】氣賀澤雅人(NHK会長賞)



【金工】般若泰樹(朝日新聞社賞)

【染織】松山好成(日本工芸会会長賞)

※敬称略

列品解説

9月14日(水):【陶芸】石﨑泰之(岐阜県現代陶芸美術館長)

9月16日(金):【染織】小山弓弦葉(東京国立博物館学芸研究部調査研究課工芸室長)

9月19日(月・祝):【漆芸】山岸一男(重要無形文化財保持者)

9月20日(火):【金工】奥村公規(金工作家)

9月21日(水):【木竹工】近藤都代子(東京藝術大学美術学部非常勤講師)

9月22日(木):【人形】今井陽子(国立工芸館主任研究員)

9月23日(金・祝):【諸工芸】渡邊 明(硝子作家)

※敬称略

 

 

 

多くの皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。

 


2022年09月14日

第69回日本伝統工芸展 入選作品、受賞作品発表

第69回 日本伝統工芸展 入選作品と受賞作品の発表がありました。

東海支部からも多くの入選作品がありました。

 ■第69回 日本伝統工芸展 入選作品一覧

 

そして東海支部から松山好成先生が受賞されました

唐組帯締「潮騒」 日本工芸会会長賞  松山好成

朝日新聞 三重県版


松山先生 おめでとうございます!

 

 

日本伝統工芸展 開催スケジュール

東京 日本橋三越本店 本館7階 催物会場
9.14(水)ー9.26(月)

愛知 名古屋三越星丘店
9.28(水)ー10.2(日)

京都
10.12(水)ー10.14(金)

北海道
10.18(火)ー10.23(日)

石川
10.28(金)ー11.6(日)

岡山
11.17(木)ー12.4(日)

島根
12.7(水)ー12.25(日)

香川
1.2(月)ー1.16(月)

宮城
1.20(金)ー1.25(水)

福岡
2.1(水)ー2.6(月)

広島
2.15(水)ー3.5(日)

大阪
3.9(木)ー3.14(火)

受賞者一覧

朝日新聞愛知県版

朝日新聞岐阜県版


 

2022年08月24日

会員の受賞がありました

令和4年度 第42回 伝統文化ポーラ賞を

東海支部の正会員 川口清三先生が受賞されました。

 

 

 

伝統文化ポーラ章とは

わが国の貴重な伝統文化に貢献され、今後も活躍が期待できる個人または団体に対し、

更なる活躍と業績の向上を奨励することを目的とします。

具体的には伝統工芸技術や伝統芸能、あるいは民俗芸能・行事など無形の伝統文化の
一、保存・伝承のために欠くことのできない基礎的な仕事
二、「技」または「芸」または「行事」等の保存・伝承
三、保存・振興のための研究や普及活動
を対象とし、これを顕彰するものです



川口先生、おめでとうございます!

 

 

 

2022年07月23日

東海支部役員選出のお知らせ

先に開催されました東海支部総会におきまして

令和四年度、令和五年度 東海支部役員が承認されましたので

ご報告いたします。

略儀ながらホームページでの公開をもって

ご挨拶を申し上げます。

 

 ■役員名簿PDF

 

2022年07月04日

会員の受賞がありました。

第56回日本伝統工芸染織展におきまして
東海支部の小林佐智子先生が奨励賞・三越伊勢丹賞を受賞されました。

小林先生、誠におめでとうございました!

2022年05月16日

第53回東海伝統工芸展が終わりました



第53回東海伝統工芸展が

盛会のうちに会期を終えることが出来ました。


会場内の様子をすこしご紹介させていただきます。



会場となった愛知県美術館


東海伝統工芸展は、ギャラリーG室にて

開催されました。



入り口入ってすぐに、展示ケースと

染織部会の展示がありました。





展示ケースには茶碗や急須などの

小さな作品が並んでいます。



会場中央に陶芸部会、壁沿いに人形部会の作品が並びます。




奥の展示室には諸工芸の作品。


その奥には木竹工、漆芸部会の作品が並んでいます。




小出基金「伝統の技」のコーナー




今年は安藤源一郎さんが映像を担当されました。

DVD映像では胎となる和紙の紙漉きから

漆の技法まで、大変興味深い内容となっておりました。



コロナ禍という厳しい状況の中でも

多くのお客様にお越しいただき

誠にありがとうございました。

 


2022年04月25日

第53回東海伝統工芸展 表彰式


第53回東海伝統工芸展が開催中です。

連日、大変多くの方にご来場いただいております。


本日は愛知県立美術館におきまして

表彰式が行われました。


(表彰式に臨む受賞者の皆さん)


第53回 東海伝統工芸展 表彰式

令和4年4月23日 午後三時より

愛知県美術館 アートスペースA室


はじめに、主催者を代表し、

日本工芸会支部長 安藤重幸様よりご挨拶を頂きました。


今回ご列席いただきました御来賓の皆様

愛知県 県民文化局文化部長 森岡士郎さま

岐阜県県民文化局 副局長 大野陽一さま

名古屋市観光文化交流局 文化歴史まちづくり部

主幹 岡田孝光さま

名古屋市教育委員会 文化財保護室長 加藤久さま

日本放送協会 名古屋放送局長 田辺雅泰さま

東農信用金庫 理事長 加知康之さま



日本工芸会賞を受賞された矢作薫さんより

受賞者を代表して謝辞がありました。




日本工芸会東海支部支部長 安藤重幸さまより賞状をうけとる

神谷あかねさん(東海伝統工芸展賞)




今回受賞された皆様による記念撮影。

この度はおめでとうございます!





東海伝統工芸展は、明日4月24日までの開催です。

最終日は16:00までの開催となっておりますので

お気を付けください。

 


2022年04月23日

会員の受賞がありました

第50回 伝統工芸陶芸部会展におきまして

日本工芸会東海支部 正会員の太田公典氏が

MOA美術館賞を受賞されました。

誠におめでとうございます!




第50回 伝統工芸陶芸部会展

2022年5月4日~2022年5月9日

(最終日午後5時閉場)

日本橋三越本店 美術特選画廊


2022年04月19日

第53回東海伝統工芸展が始まります。


明日より、第53回東海伝統工芸展が始まります。


第53回東海伝統工芸展


2022年4月19日~4月24日

10:00~18:00(最終日は午後四時閉場)

※4月22日金曜日は20:00まで開館

愛知県美術館 ギャラリー8階G室

入場無料




本日はあいにくの雨でしたが、愛知県美術館にて

東海支部所属の会員の手により、搬入作業が行われました。




 

先ずは展示台を設置、布を張ります。
染織部会では着物の作品が多いため、衣桁を沢山組み立てます。





作品を配置する前に、先ずはスポットライトを取り付けていきます。




それぞれの部会に分かれて入選作品を並べます。

会場中央に配置されているのは、木竹工部会と漆芸部会の展示台です。





人形部会の皆様。

作品の向きなども考慮して、慎重に並べていきます。




陶芸部会は作品点数がとても多いので、

大人数で手分けして並べていきます。

ご来場の皆様が心地よく鑑賞していただけるような配置を模索し

慎重に並べ替えていきます。




作品が並んだら、さらに照明を微調整します。





展示会場入り口にあるショウケースには、

急須や茶碗などの小さな作品が展示されます。

今年は茶碗の出品が多いのも、展覧会の見どころとなっております。






展覧会会場が完成しました。



第53回東海伝統工芸展は、明日からの開催です。

感染症対策のため、今年も作品解説などはありませんが

質問等ありましたら、お気軽に在廊中の作家にお尋ねください。


皆様のご来場を心よりお待ち申し上げます。







2022年04月18日

第53回東海伝統工芸展 搬入・審査・研究会


第53回東海伝統工芸展の搬入、審査、研究会が

令和4年3月10日から13日まで、とうしん学びの丘エールにて行われました。


本年もとうしん美濃陶芸美術館のご協力で、審査会場をお借りしました

 

輸送搬入の作品。沢山の作品が審査会場へ到着しました。

 

持ち込み搬入を終え、全ての作品が会場に陳列されました。

 

3月12日に審査が行われ、入選作品と受賞作品が決定いたしました。

※入選作品と受賞作品はこちらからご確認ください。

 

会場に掲示された入選者の作品番号

 


3月13日、審査員の先生方による研究会が行われました。

感染症対策のため、部会ごとに部屋に分かれて

先生方に作品について講評していただきました。

 

各部会の審査員の先生方をご紹介します。(敬称略)

陶芸部会

石﨑 泰之  岐阜県現代陶芸美術館 館長
佐藤 一信  愛知県陶磁美術館 副館長
小枝 真人  陶芸作家
酒井博司  陶芸作家
若尾誠   陶芸作家

染織部会、人形部会
外舘和子  多摩美術大学 教授
伊藤恭子  染織作家
小林佐智子 染織作家
村瀬克美  人形作家


漆芸・木竹工部会、金工・諸工芸部会
内田篤呉  MOA美術館 館長
川口清三  木工作家
柴田 明   七宝作家

 

各部会の研究会の様子

 

 

 

 

 


 

 

担当された審査員の先生方により、

一つ一つの作品について細やかに解説され

時には作家からの質問にも丁寧に答えていただきました。

今後の作品制作に向けて、大変実り多い研究会となりました。

 

開催情報

第53回東海伝統工芸展

日時 4/19(火)~4/24(日)
会場 愛知県美術館 ギャラリー 8階G室

入場無料


 


2022年03月13日

会員の受賞がありました


東海支部から会員の受賞がありました。


第4回 三井ゴールデン匠賞を

松山好成先生が(伊賀くみひも/三重県)受賞されました。


三井ゴールデン匠賞HP


三井ゴールデン匠賞の想い

伝統文化における革新性とは何でしょうか。
三井広報委員会は、日本の伝統を継承しながら未来につながるものづくりに真摯に取り組み、
さらに発展させている伝統工芸の担い手の活動にそれを見出しました。
私たちはこの賞を通して、日本の伝統を次世代につなぐ取り組みを応援していきます。
(HPより引用)

 

 


さらに、5人の受賞者から一般投票を経てモストポピュラー賞が選ばれます。
投票期間: 2月9日(水)〜3月6日(日)23時59分まで


ぜひHPをご確認ください。

松山先生、この度はおめでとうございました!




2022年02月15日

陶芸部会勉強会


令和4年2月13日まで愛知県陶磁美術館にて、
「東海伝統工芸の今」展を開催しておりました。
多くのかたにご来場いただきまして、誠にありがとうございました。

 

最終日には、東海支部の陶芸部会研究会が行われました。
研究会の様子をお伝えします。


(スライドレクチャーをする学芸員の入澤先生)


陶芸部会勉強会

日時 令和四年二月十三日
場所 愛知県陶磁美術館
参加者 二九人

令和四年二月五日~十三日に開催された「東海伝統工芸の今」展に合わせ、陶芸部会勉強会が行われました。
今回は、愛知県立陶芸美術館総長伊藤嘉章先生と学芸員の入澤聖明先生を講師にお迎えし、お話を伺いました。

まず学芸員の入澤先生より、「伝統工芸」という言葉の定義からはじまり、
日本伝統工芸展の初回から第七回までの図録を用いながら、
その「趣旨」の変遷についての講義が行われました。

第一回日本伝統工芸展の趣旨が“優れた伝統が絶えようとしている”
“伝統的な工芸技術の保護育成のため”と伝統工芸の保護を訴えているのに対し、
第七回日本伝統工芸展では“伝統継承ということは単に古い技術を習得しそれを墨守することではない。
伝統は生きて流れていくものであり「不易流行」である”と現在の趣旨に近い形に変化しています。
初期の伝統工芸展における趣旨の変遷は非常に興味深く、創作活動の在り方を改めて考える良い機会となりました。

(二次審査の様子を伝える伊藤嘉章総長)


次に伊藤嘉章総長による令和三年度日本伝統工芸展の二次審査の様子を、
当日の写真を用いながらお話しいただきました。
二次審査は一次審査と違い、八つの部会すべての審査員が入るため、さらに厳しい視点が入ること、
特に陶芸作品の甘さを指摘される事がある、というお話がありました。
さらに昨年同様、各作家の過去作品をまとめたスライドを投影し、
参加者一人一人が伊藤総長と直接対話しながら自作の今後の展開について意見交換しました。

 


最後に持参した作品を伊藤総長に見ていただき、作品についてのご意見やアドバイスを受けました。
今回の勉強会では出席者それぞれが過去作品を振り返りながら対話することで、
客観的な視点で自身の課題を見つけることが出来たのではないかと思います。
次回の東海伝統工芸展に向けて、非常に実り多い勉強会となりました。
(酒井紫羊)

2022年02月14日

展覧会情報

明日より愛知県陶磁美術館で展覧会が始まります。

本日は作品の搬入が行われました。

 

 

出品作家により会場がつくられていきます。

 

 

 

東海伝統工芸の今ー第52回東海伝統工芸展よりー

 

2022年2月5日(土)~13日(日)※7日月曜日は休館となります

午前9時30分~4時30分

愛知県陶磁美術館 ギャラリー

入場無料

 

 

 

さらに現在開催中の展覧会のご紹介です。

 

 鈴木 藏 美の世界


日時:2022年02月01日(火)~2022年04月17日(日)

9:00~17:00(入館は16:30まで)※月曜休館

多治見市美濃焼ミュージアム ギャラリーM1

岐阜県多治見市東町1-9-27お問い合わせ:0572-23-1191

観覧料:一般320円(260円)、大学生210円(150円) *( )内は団体料金(20名以上)

 


 

 

東海支部の人間国宝 鈴木蔵先生の展覧会です。

鈴木先生が蒐集したコレクションの中から、書軸、陶磁器に加え、最新作を展示し、

60年余におよぶ制作活動の源流を探ります。

 

https://www.tajimi-bunka.or.jp/minoyaki_museum/exhibition-event

 

2022年02月04日

ワークショップを行いました

先日、東海支部主催の木工ワークショップを開催いたしました。

こちらの様子をご報告いたします。


令和3年 こどもワークショップ
日時 11月18日
場所 津島市立高台寺小学校
参加者 小学6年生 36名
講師 川口清三 鵜飼敏伸



 今回のワークショップは、6年生36人を対象に、桧と和紙を使った行燈作りをおこないました。
構造は和紙を折って作った四角柱の周りに木を積み重ねて行燈を作り、中に光源を入れるものです。
和紙を折ったものでは不安定なので、最初に薄いアクリルシートで四角柱を作り、
それに添って木を積んでいきました。


 


 午後の5限・6限の90分間で行いましたので、子供に木を切ってもらう時間は無く、予め色々な大きさの木を用意しました。
木工ボンドで接着しながら、木を積み上げていくのですが、
完成をイメージしやすいように、見本を3点用意して初めに見てもらって簡単に作り方を説明して、作業にとりかかりました。

 

 

 初めはとまどっている子供もいましたが、しばらくするとそれぞれのペースで作業が進んでいきました。
木を積み上げていく作業は子供にとって楽しいことのようで、全員がとても集中していました。
作業の早い・遅いはあるものの、独創的な行燈が出来上がっていきました。同じ材料でつくっているのに、
それぞれ全然違う作品になっていて、子供の発想の豊かさにとても驚かされました。
 制作中に時折、灯りをつけて見てみると、どの作品もとても綺麗で子供たちはとても嬉しそうでした。

 

 

 

最後に部屋を暗くして、全員が一斉に灯りをつけて記念撮影をしましたが、
その光景はじつに壮観で良いワークショップになったなあと思いました。

 



(川口清三)

2021年12月14日

東海テレビ文化賞2021

会員の受賞がありました。


社会、文化、学術、産業などの分野で長年にわたり功績を上げた個人や団体に贈る
「第53回東海テレビ文化賞」の受賞者が発表され、東海支部から玉置保夫先生の授賞がありました。

▼陶芸家・玉置保夫(80)=岐阜県「美濃の伝統文化の振興と後継者の育成に貢献」


誠におめでとうございます。

顕彰式は16日に東海テレビ本社で行われ、
受賞者の功績を紹介する特別番組「道一筋に」を17日午前11時から放送されます。

中日スポーツ11月4日版より

https://news.yahoo.co.jp/articles/c4b211076c416ce23e9b96a463db3b705d3db170

2021年11月04日

日本伝統工芸展 名古屋会場が終了しました。



本日、第68回日本伝統工芸展 名古屋会場が終了いたしました。


緊急事態宣言の解除も伴いまして、

大変多くのお客様にご来場いただきました。

この度は誠にありがとうございました。


名古屋会場の様子をご紹介いたします。




陶芸部会の重要無形文化財、審査、監査の先生方の作品




陶芸部会の作品




染織部会の作品




漆芸部会の作品




諸工芸部会の作品




木竹工部会の作品




人形部会の作品




金工部会の作品




名古屋会場は午後六時に閉場し、全ての作品を検品、梱包され

次の会場へ送られていきました。

今後の日本伝統工芸展は以下の会場を巡回いたします。

2021年10月15日~10月20日 大阪高島屋

2021年10月23日~11月3日 石川県立美術館

2021年11月5日~11月7日 京都産業会館ホール

2021年11月18日~12月12日 岡山県立美術館

2022年1月2日~1月16日 香川県立ミュージアム

2022年1月20日~1月25日 仙台三越

2022年2月2日~2月7日 福岡三越

2022年2月16日~3月6日 広島県立美術館


お近くにお越しの際は、是非ご高覧下さい。

2021年10月04日

日本伝統工芸展名古屋展はじまります

明日より第68回日本伝統工芸展 名古屋展がはじまります。

本日は会場で作品の搬入作業がありました。

 

例年では、初日の夕方に表彰式懇親会が行われますが

感染症対策のため、今年は中止になりました。

そのため、作品を並べる前に簡単ながら表彰式が行われました。


名倉幹事長のあいさつ


日本工芸会総裁賞を授賞された小林佐智子さん(右)


受賞者の方、正会員認定者、初入選のみなさんです。




その後、会場内で搬入作業が行われました。



業者さんと会員が協力して、全作品を検品し陳列、
正面を正すなどの作業が行われました。


作品キャプションも並び、日本伝統工芸展 名古屋会場の完成です。



第68回 日本伝統工芸展
2021年9月29日(水)~10月4日(月)
名古屋栄三越 7階催物会場
10:00-19:00[最終日は午後六時まで]
入場無料




2021年09月28日

日本伝統工芸展 東京会場レポート

第68回日本伝統工芸展 東京会場も

のこりわずかな会期となってまいりました。

東京会場の様子をご紹介いたします。

 

エレベーター前の看板を入り



看板裏には重要無形文化財(人間国宝)の先生方の作品が並びます。



陶芸



 

 

染織




漆芸




金工




木竹工

 

 






人形



諸工芸


 

東京会場は明日9月27日までの開催で

最終日は午後六時までの入場となっております。

 

 

そして9月29日からは名古屋会場へ巡回してまいります。

東海地方の皆様は今しばらくお待ちください。

 

 

2021年09月26日

第68回日本伝統工芸展入選者、受賞者発表

 

第68回 日本伝統工芸展入選者及び受賞者が発表され

東海支部からは51人の入選がありました。

(愛知県24人、岐阜県14人、三重県4人、静岡県9人)

 

さらに、東海支部からは二名の授賞がありました。


日本工芸会総裁賞 風通織木綿着物「青海」 小林佐智子 先生

日本工芸会奨励賞 耀変流光彩深鉢     林恭介 先生

 

誠におめでとうございます。

 

■第68回日本伝統工芸展 入選者

■第68回日本伝統工芸展 受賞者

日本工芸会ホームページ

 

日本伝統工芸展は9月15日より日本橋三越で開催し、

以後は全国を巡回します。


2021年08月25日

会員の受賞がありました

日本工芸会東海支部から

会員の受賞がありましたので ご報告いたします。

 

令和2年度地域文化功労者表彰の被表彰者が決定し、東海支部からは清水酔月先生が表彰されました。
 この表彰は、芸術文化の振興や文化財の保護に尽力するなど、地域文化の振興に功績のあった個人及び団体に対して、

その功績をたたえ文部科学大臣が表彰するものです。


 

 

 

 

 

 

清水先生おめでとうございます!

随分とご報告が遅くなり、申し訳ありませんでした。

 

 

 

 

 

 

 

2021年07月03日

令和3年度春の叙勲にて会員の受賞がありました


様々な分野で功績を残した人に贈られる「春の叙勲」の受章者が決まり、

日本工芸会東海支部からは会員の清水酔月先生が瑞宝単光章に選ばれました。

 

清水先生は約60年間にわたる作家活動を通じて
伝統工芸を継承してきたことが評価されました。



「長いこと、この仕事をやってきて、それが認められたという感じでしょうか。

この仕事に携わって本当によかったなと思っております」と喜びを語りました。

今後も新しい作品をつくり続け、萬古焼をさらに広く知ってもらうために活動していきたいとしています。

(中京テレビNEWSWEBより抜粋



清水酔月先生、誠におめでとうございました!

 



2021年05月03日

第52回東海伝統工芸展の会期が終了しました

第52回 東海伝統工芸展が2021年4月20日~25日まで

愛知県美術館 8階ギャラリーG室にて開催されました。

 

 



 

小出基金による伝統の技のコーナー

 

 

また、展覧会初日には愛知県美術館内会議室におきまして

表彰式が行われました。


 


昨年は開催できなかったため、二年ぶりの

東海伝統工芸展となりました。


コロナウイルス蔓延防止措置法下のなかでの開催でしたが

沢山のお客様にご来場いただきました。

ご来場いただいた皆様には検温や消毒にご協力いただきまして

誠にありがとうございました。

 

2021年04月26日

伝統工芸陶芸部会展 受賞者

第49回伝統工芸陶芸部会展 審査会が
令和3年4月2日(金)午後1時より センコー船橋
ファッションロジスティクスセンターで開催され、
東海支部の会員の受賞がありました。

日本工芸会賞

緑釉花器  黒岩 達大


誠におめでとうございました!

2021年04月05日

日本伝統工芸染織展・伝統工芸木竹展受賞者


第55回日本伝統工芸染織展 鑑審査会が令和3年3月18日(木)午前10時より
センコー船橋ファッションロジスティクスセンターで開催され
東海支部の会員の受賞がありました。


奨励賞・山陽新聞社賞
風通織木綿着物「森の声」  小林 佐智子


また、第18回伝統工芸木竹展 鑑審査会が令和3年3月25日(木)午前10時より
センコー船橋ファッションロジスティクスセンターで開催され、
東海支部の会員の受賞がありました。

文部科学大臣賞
欅拭漆盛器   川口 清三

日本工芸会賞
立刺編手付花籃「焔立つ」   堀田 博門




各先生方、誠におめでとうございます。

 


2021年03月31日

会員の受賞がありました

 

令和2年度 愛知県芸術文化選奨受賞者が発表され

工芸会東海支部会員の川口清三先生が文化賞を受賞されました。

 

(愛知県庁正庁にて)

 

愛知県の芸術文化向上発展に貢献し、

優れた業績を挙げられた皆様を表彰しました。

皆様のそれぞれの分野でのご功績に対し、

深く敬意を表します。

(大村秀章愛知県知事TWITTERより引用)

 

川口先生、この度はまことにおめでとうございます!

 

 

 

2021年03月26日

展覧会のご報告ー東海伝統工芸の今

2021年2月21日~2月28日まで

愛知県陶磁美術館 ギャラリーにおきまして

展覧会ー東海伝統の今ーが開催されました。

 

令和二年度に予定されていた第51回東海伝統工芸展が

コロナウイルス感染症のため、中止となっておりましたが

同展覧会の受賞作品と、陶芸作品を

愛知県陶磁美術館におきまして、展示の機会を頂きました。

 

 

 

 

 

 

また、最終日には愛知県陶磁美術館 総長

伊藤嘉章氏による陶芸部会研究会も開かれました。

 

 

 

令和二年度に開催された公募展の審査について、

また個々が持ち寄った作品について、講評をいただきました。

 

 

この度は、貴重な展示の機会を頂きました関係者の皆様

誠にありがとうございました。

 

2021年03月13日

秋の叙勲 会員の受章がありました


令和二年秋の叙勲が11月3日に発令され、

日本工芸会東海支部から玉置保夫先生が旭日双光章を受章されました。

 

玉置先生おめでとうございます!



2020年11月03日

東海テレビ文化賞


日本工芸会正会員 東海支部参与の角谷英明先生が、東海テレビ文化賞を受賞されました。

 

(中日新聞より抜粋)

東海テレビ放送は二十八日、長年にわたり社会や文化、学術、産業などの分野で

著しい功績を上げた個人や団体に贈る「東海テレビ文化賞」の受賞者を発表した。
 顕彰式は十一月十七日に名古屋市内の本社で。功績を紹介する特別番組を十八日午前十一時から放送する。

受賞者と受賞理由は次の通り。(敬称略)

【伝統工芸】陶芸家・角谷英明(75)=三重県=「地域の伝統工芸発展に貢献」

 

角谷先生おめでとうございました!

 

2020年10月29日

日本伝統工芸展 名古屋展レポート

日本伝統工芸展 名古屋展が無事に終了いたしました。

 

 

 

本年も無事に開催できましたこと、

沢山のご来場、誠にありがとうございました。

 

こちらでは、名古屋展初日の様子を

ご紹介してまいります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

また、これからの日本伝統工芸展は

2020.10.23~ 2020.11.03 石川県立美術館

2020.11.13~ 2020.11.29 岡山県立美術館

2020.12.02~ 2020.12.25 島根県立美術館

2021.01.02~ 2021.01.17 香川県立ミュージアム

2021.01.21~ 2021.01.26 仙台三越 本館7階ホール

こちらの都市を巡回してまいります。

(※大阪展は中止となりました)

 

 

 

 

 

 

 

2020年10月20日

日本伝統工芸展 名古屋展がはじまりました。


本日より、日本伝統工芸展 名古屋展が

名古屋三越栄店 七階催事場にて

はじまりました。

 

重要無形文化財保持者、審査委員、監査委員、特待者作品を含む

563点を展示しております。

 


日本伝統工芸展名古屋展は、10月5日までの開催です。



さらに、協賛事業といたしまして

三越地下一階 「百姓れすとらん」におきまして

日本伝統工芸展入選作家の器で楽しむ

和栗のしぼりたてモンブランのイートインイベントが開催中です。

 







ご覧の作家の器でモンブランをご賞味いただけます。

こちらも併せてお楽しみください。






2020年09月30日

会員の受賞がありました。

令和二年春の褒章が政府より発表され、

学問や芸術分野で功績を残した人に贈られる紫綬褒章を

東海支部正会員の川口清三氏が受章されました。

 

 

2020年4月28日 中日新聞より


川口先生、誠におめでとうございました。


2020年04月28日

会員の受賞がありました。

 

日本工芸会東海支部 陶芸部会正会員の

小枝真人さんが愛知県芸術文化選奨 文化新人賞を受賞され

3月19日に表彰式がありました。

pref.aichi.jp/soshiki/bunka/0000054675.html

この賞は芸術文化の各分野において、その向上発展に貢献し、

業績が顕著な個人・団体を愛知県から表彰しています。

 

この度はおめでとうございました。

 

2020年03月20日

伝統工芸創作人形展


福岡県立美術館で開催された「伝統工芸創作人形展」におきまして

東海支部の阪上展子さんが「日本工芸会人形部会長賞」を受賞されました。



「洸洋」 阪上展子



この度はおめでとうございました!

 

伝統工芸創作人形展

福岡県立美術館

2019年11月20日(水)〜12月1日(日)

日本工芸会人形部正会員及び準会員、西部支部会員による新作と重要無形文化財保持者(人間国宝)作品約50点を展示する。



2020年01月02日

陶芸部会「勉強会」


2019年12月8日午後12時半より

愛知県陶磁美術館におきまして

日本工芸会東海支部陶芸部会「勉強会」が行われました。





まずは愛知やきものコレクション展を鑑賞、

そののち会議室に集合し、愛知県陶磁美術館 総長の伊藤嘉章氏による

スライドを使用した本年の日本伝統工芸展の審査風景の解説、さらに



希望者による持ち込み作品の研究会が行われました。
伊藤総長は作家の意見を大事にしながら

過去作品との比較をしつつ丁寧に指導していただきました。





30人以上の作家の参加があり、閉館時間を越しても

話の尽きない、大変充実した勉強会となりました。


お忙しい中ご尽力いただきました愛知県陶磁美術館の皆様

伊藤嘉章総長には大変お世話になりました。






2019年12月09日

重要無形文化財伝承者養成研修会


昨年2018年11月6日から11月11日の六日間、

本年2019年同日、二年間にわたり

重要無形文化財「無名異焼」伝承者養成研修会が開催されました。


 

 

 

日本工芸会では、毎年1人から2人の重要無形文化財、いわゆる

人間国宝の先生に、伝統技術を若手会員へ伝承する

研修会を行っております。


今回ご担当されましたのは新潟県佐渡市の重要無形文化財「無名異焼」

伊藤赤水先生です。





一年次の研修の様子。

参加者は正会員準会員含めて5名、

北海道から東海、近畿、九州まで幅広い地域からの参加がありました。





伊藤赤水先生の作品館。

江戸時代から続く焼き物の歴史にも触れました。



佐渡金山の副産物として、佐渡のやきものである「無名異焼」が

生まれた、という歴史もあったようです。



金山脇にある、原料の採れる洞窟。


二年次の研修の様子。手前が伊藤先生。

 

 


練り上げ技法で作られた作品(一年次)

乾燥で割れることも多く、難しい技法でした。



この研修事業は特別展示「わざを伝える」文化財保存事業報告といたしまして
日本伝統工芸展の各会場でDVD上映がされております。

今回の様子は2020年度の日本伝統工芸展会場にて上映予定です。

ぜひ会場でご覧ください。




今回HP担当者も参加させていただきました。

本部事務局さまより掲載許可を頂きましたので、HPに載せさせていただきます。

伊藤先生、アシスタントの先生方には大変お世話になりました。

人間国宝の先生の技法を間近で見ることが出来、

体験させていただく機会を得ることが出来ましたこと

大変貴重な時間となりました。

誠にありがとうございました。





2019年11月30日

こども工芸講座のご報告

今夏に開催されたこども工芸講座の事業報告が届きました。

 

2019年8月25日と9月8日に

愛知県陶磁美術館にて「こども工芸講座」を開催いたしました。


今年は19組の小中学生の親子さんにご参加いただきました。

こども工芸講座初日の午前中は、愛知県陶磁美術館で開催中の「陶工・河井寛次郎展」と

常設展にて展示されていた抹茶碗を中心に鑑賞しました。

参加した子どもたちは、これからつくる抹茶碗の造形や文様を展示品や敷地内の自然を観察したり、

スケッチしながら考えました。

 

 

 

こども達は、午前中考えた図案をもとに、それぞれこだわりながら粘土と悪戦苦闘していました。
特に漆で加飾をする部分を滑らかにし、文様を想像しながら一生懸命に制作していました。
茶碗の焼き上がりは、内側に釉薬を掛けましたが、漆で描く部分は無釉にして焼しめました。

 

 

 

9月8日には、赤色と黒色の2種類の漆をつかって描きました。

ほとんどの子供たちは、初めて漆を筆に含ませて描きますので熱心に取り組んでくれました。

夢中になって制作していましたので、数名の子供さんに漆がついてしまいましたが

適切な処置をして大事に至りませんでした。

漆独特なにおいや漆の特徴を理解しながら、初めての体験に満足した面持ちで終えることができました。

 

 

 

そして皆さんの力作を日本伝統工芸展 名古屋展の会場にて作品を展示しました。
さらに10月5日(土)に制作した器を使用して、お茶会を開催しました。
お茶会当日には、自分の作品でお菓子と抹茶をいただく初めての体験に
満足気なこども達の笑顔であふれていました。
“次回の企画があったら参加したい“と言ってくれたご家族もいました。


 

 

 

企画・運営から細やかな数々のご配慮をいただきました愛知県陶磁美術館の皆様には、

この場を借りてお礼申しあげます。ありがとうございました。

 

 

講師 岩渕寛 入澤聖明(愛知県陶磁美術館)

鵜飼敏伸 若林雅子 川口清三

明石朋実 佐藤文子 武二香 宮下陽(日本工芸会東海支部) 

 

2019年11月14日

岐阜県伝統文化継承者表彰に鈴木健氏


長年にわたり伝統文化の振興や保存に努めた人をたたえる

岐阜県伝統文化継承者表彰の授与式が行われ、

日本工芸会東海支部 正会員の鈴木健氏が受賞されました。

2019年11月3日文化の日に、岐阜県美術館の会場で

古田岐阜県知事から表彰されました。

大変おめでとうございます。

(記事は中日新聞岐阜版、鈴木さんのFBより)






また、時期がずれてしまいましたが、

岐阜市芸術文化奨励賞を、日本工芸会東海支部正会員の酒井紫羊氏が

受賞されました。

2019年3月5日、岐阜市グランヴェール岐山にて

柴橋岐阜市長から表彰を受けられました。

こちらも併せておめでとうございました。






2019年11月13日

参与 土屋順紀氏が東海テレビ文化賞を受賞されました。

東海テレビから、多岐にわたり、社会、文化、学術、産業などの分野で

著しい功績を挙げた個人や団体に贈る「東海テレビ文化賞」の受賞者が発表され

日本工芸会参与 土屋順紀氏が受賞されました。

顕彰式は、11月12日、東海テレビ本社にて行われる予定です。

土屋先生おめでとうございました。


詳しく情報がでましたら追って、ご報告いたします。

 

2019年10月25日

活動報告ー伝統工芸特別授業

秋に開催されました東海支部のワークショップ

「こども鑑賞授業」の様子をご報告致します。

 

 

 

「こども鑑賞事業」とは、

(公社)日本工芸会東海支部では、日本伝統工芸展名古屋展の付帯事業として、文化庁の委
託を受け 「こども鑑賞事業」 と銘打ち、青少年に伝統工芸の魅力を伝え、工芸に対する興味・
関心を啓発することを目的として、ワークショップや出張授業を行っています。


「伝統工芸特別授業」
こども鑑賞事業の一環として、下記の内容で木工芸の出張授業を行いました。

 場所  津島市立高台寺小学校
 日時  令和1年9月10日(火)5・6時間目
 対象  5年生(5時間目)・6年生(6時間目)
 内容  「木工芸に触れる」
      ◇ビデオで木工芸の制作工程を鑑賞する
      ◇木工芸の作品を鑑賞する
      ◇カンナ削りを体験する
 講師  川口清三 鵜飼敏伸   


 

授業では、最初に木工芸について簡単に説明した後、

日本工芸会東海支部で制作した木工芸の制作工程のビデオと木工作品を鑑賞しました。

伝統工芸展に出品した作品と、作品制作の為に作ったマケット(原寸大のモデル)を展示し、

マケットは手に取って触れてもらいました。

各自、自由に鑑賞する間に、1人ずつ実際にカンナを使ってヒノキの板を削りました。

ほとんどの児童はカンナで木を削った経験が無かったので、

カンナから削りクズが出てくることに興奮していました。

削ったカンナクズからはとても良い香りがして、喜んで持ち帰る児童がたくさんいました。

 

 



2019年10月20日

日本伝統工芸展 名古屋展終了しました。

 

日本伝統工芸展 名古屋展、無事に閉場いたしました。

終了時刻の間際まで、多くのお客様にご覧いただき

誠にありがとうございました。


最後に、会場風景をご紹介させていただきます。



陶芸部会の様子。


陶芸部会は東京展と名古屋展だけ、全ての作品が並びます。


 

染織部会の様子。

 

木竹工部会の様子。

 

漆芸部会の様子。


人形部会の様子。


金工部会の様子。


諸工芸部会の様子。

以上、7部門の会場風景でした。


そして。。。



東海支部の 東海支部の作家たちの手により、搬出作業が行われました。


全ての作品が梱包され、無事に次の会場へと旅立っていきました。

明日からは日本伝統工芸展の京都展がはじまります。

 

その後、全国各地へ巡回してまいります。

お近くにお越しの際は、ぜひご高覧下さいませ。




2019年10月08日

日本伝統工芸展 名古屋展②


日本伝統工芸展 名古屋展が名古屋栄三越にて開催中です。

会期も明日一日を残すところとなりました。





こちらは陶芸部会の鑑・審査、および

無形文化財保持者(人間国宝)の作品展示です。

会場内には厳正な審査によって選ばれた工芸作品が

420点あまり展示されております。


今回は会期中に行われたイベントのご紹介です。

日本伝統工芸展では会期中毎日、午前11時からと午後14時からの二回、

会場内で列品解説(ギャラリートーク)を行っています。


写真は10月5日、最高賞を受賞された

望月集氏をまじえての鈴木徹氏による解説風景です。

受賞作家の考えや思いを直に聞くことのできる

貴重な機会となりました。




つづきまして、こども鑑賞事業の様子。

会場内の作品鑑賞と陶芸作家梅本孝征氏による工芸技術の伝承講座が

地元学生に開講されました。

(こちらの講座は事前申し込みが必要となっております)

 




「わざをつたえる」展示コーナー。

無形文課税保持者(人間国宝)の先生方による、

若手作家への技術伝承研修事業が、毎年各地で行われております。

こちらでは無形文化財保持者研修の様子を撮影したDVD上映と、

研修生作品、作業道具などが展示されています



また、初日には東海支部による表彰式・懇親会が

名古屋栄三越 東洋軒にて行われました。

東海支部からは、受賞者一名、正会員認定者2名、

初入選者3名がそれぞれ表彰されました。


 

日本伝統工芸展名古屋展は明日までの開催です。

どうぞご高覧下さい。




2019年10月06日

日本伝統工芸展 東京会場


令和元年9月18日から、第66回日本伝統工芸展がはじまりました。


会場となっている三越日本橋本店は晴天でした。




無形文化財保持者の先生方の作品コーナーは

写真撮影可能エリアとなっておりました。




東海支部からは、染織部会の神谷あかねさんの作品

 

生絹着物「海の中のできごと」が朝日新聞社賞を受賞されました。


今回の受賞作は、染織を学んだ沖縄の海をテーマに表現した作品とのこと。


とても清涼感のある美しい作品でした。


ぜひ会場でご高覧いただけますと幸いです。

 





第66回日本伝統工芸展は、9月30日まで、日本橋三越本店で開催しています。

 

その後、10月2日からは名古屋三越栄店に巡回します。




2019年09月22日