活動報告ー伝統工芸特別授業
秋に開催されました東海支部のワークショップ
「こども鑑賞授業」の様子をご報告致します。
「こども鑑賞事業」とは、
(公社)日本工芸会東海支部では、日本伝統工芸展名古屋展の付帯事業として、文化庁の委
託を受け 「こども鑑賞事業」 と銘打ち、青少年に伝統工芸の魅力を伝え、工芸に対する興味・
関心を啓発することを目的として、ワークショップや出張授業を行っています。
「伝統工芸特別授業」
こども鑑賞事業の一環として、下記の内容で木工芸の出張授業を行いました。
場所 津島市立高台寺小学校
日時 令和1年9月10日(火)5・6時間目
対象 5年生(5時間目)・6年生(6時間目)
内容 「木工芸に触れる」
◇ビデオで木工芸の制作工程を鑑賞する
◇木工芸の作品を鑑賞する
◇カンナ削りを体験する
講師 川口清三 鵜飼敏伸
授業では、最初に木工芸について簡単に説明した後、
日本工芸会東海支部で制作した木工芸の制作工程のビデオと木工作品を鑑賞しました。
伝統工芸展に出品した作品と、作品制作の為に作ったマケット(原寸大のモデル)を展示し、
マケットは手に取って触れてもらいました。
各自、自由に鑑賞する間に、1人ずつ実際にカンナを使ってヒノキの板を削りました。
ほとんどの児童はカンナで木を削った経験が無かったので、
カンナから削りクズが出てくることに興奮していました。
削ったカンナクズからはとても良い香りがして、喜んで持ち帰る児童がたくさんいました。