日本伝統工芸展 名古屋展②


日本伝統工芸展 名古屋展が名古屋栄三越にて開催中です。

会期も明日一日を残すところとなりました。





こちらは陶芸部会の鑑・審査、および

無形文化財保持者(人間国宝)の作品展示です。

会場内には厳正な審査によって選ばれた工芸作品が

420点あまり展示されております。


今回は会期中に行われたイベントのご紹介です。

日本伝統工芸展では会期中毎日、午前11時からと午後14時からの二回、

会場内で列品解説(ギャラリートーク)を行っています。


写真は10月5日、最高賞を受賞された

望月集氏をまじえての鈴木徹氏による解説風景です。

受賞作家の考えや思いを直に聞くことのできる

貴重な機会となりました。




つづきまして、こども鑑賞事業の様子。

会場内の作品鑑賞と陶芸作家梅本孝征氏による工芸技術の伝承講座が

地元学生に開講されました。

(こちらの講座は事前申し込みが必要となっております)

 




「わざをつたえる」展示コーナー。

無形文課税保持者(人間国宝)の先生方による、

若手作家への技術伝承研修事業が、毎年各地で行われております。

こちらでは無形文化財保持者研修の様子を撮影したDVD上映と、

研修生作品、作業道具などが展示されています



また、初日には東海支部による表彰式・懇親会が

名古屋栄三越 東洋軒にて行われました。

東海支部からは、受賞者一名、正会員認定者2名、

初入選者3名がそれぞれ表彰されました。


 

日本伝統工芸展名古屋展は明日までの開催です。

どうぞご高覧下さい。




2019年10月06日