ワークショップを行いました
先日、東海支部主催の木工ワークショップを開催いたしました。
こちらの様子をご報告いたします。
令和3年 こどもワークショップ
日時 11月18日
場所 津島市立高台寺小学校
参加者 小学6年生 36名
講師 川口清三 鵜飼敏伸
今回のワークショップは、6年生36人を対象に、桧と和紙を使った行燈作りをおこないました。
構造は和紙を折って作った四角柱の周りに木を積み重ねて行燈を作り、中に光源を入れるものです。
和紙を折ったものでは不安定なので、最初に薄いアクリルシートで四角柱を作り、
それに添って木を積んでいきました。
午後の5限・6限の90分間で行いましたので、子供に木を切ってもらう時間は無く、予め色々な大きさの木を用意しました。
木工ボンドで接着しながら、木を積み上げていくのですが、
完成をイメージしやすいように、見本を3点用意して初めに見てもらって簡単に作り方を説明して、作業にとりかかりました。
初めはとまどっている子供もいましたが、しばらくするとそれぞれのペースで作業が進んでいきました。
木を積み上げていく作業は子供にとって楽しいことのようで、全員がとても集中していました。
作業の早い・遅いはあるものの、独創的な行燈が出来上がっていきました。同じ材料でつくっているのに、
それぞれ全然違う作品になっていて、子供の発想の豊かさにとても驚かされました。
制作中に時折、灯りをつけて見てみると、どの作品もとても綺麗で子供たちはとても嬉しそうでした。
最後に部屋を暗くして、全員が一斉に灯りをつけて記念撮影をしましたが、
その光景はじつに壮観で良いワークショップになったなあと思いました。
(川口清三)